本日のFx振り返り〜中国の市場介入の結果の未来は無残〜
今日の日中は中国株式の上昇もあり、119.70円付近まで円安に振れました。テクニカル的にも短期的なリバウンドが出ても良い状況でしたので、別に不思議ではありません。
中国株式の上昇は、中国当局の株式介入と昨年のチャイナショック時の大株主の株式売却制限の維持によるものでした。
ただ、上昇したと言っても、結局前日比-0.26%で取引を終了しました。少なくとも持続的に上昇させるだけの力はありません。落ちていくスピードが緩んだだけです。こんな状況で株を買うのは政府くらいでしょうから。
大株主は政府に逆らわずに株を売らないでしょうが、積極的に買うことはしないはずです。個人は今後も大株主の売却に怯えながら、早々に手じまいをしていくでしょう。
買い手不在の受給バランスですね。だらだらと延命措置で落ちていくだけです。早く落ちきれば、早く受給も回復するのですが・・・。
この原稿を書いている現在、ドル/円は119.07付近まで円高が進行しています。株もそうですが、ドル/円も戻り売りの好機でしたね。