追加)中国当局の株式市場のサーキットブレーカー停止発表で
つれづれです。
夜遅くに上海市場のサーキットブレーカーを停止するとのニュースがありました。世界市場はこの決定後にリスク志向になっています。
その結果、ドル/円の8時間足は、いわゆるたくり線になっており、反発の予感があります。
ですが、これは明日には逆回転する可能性が高いです。中国の経済状況の本質的な問題解決ではないということはもちろんですが、サーキットブレーカーがなくなることで、今度は無制限に持ち株を売れてしまいます。
心理として、「また当局がサーキットブレーカーみたいなものを導入する前に、できるだけ手元の株式を売れるときに売っておこう」とするのではないでしょうか。
サーキットブレーカーの停止ではなく、欧米並みに段階的な基準値を広げて、徐々に慣れてもらう方が得策でしたね。
現在のこのリスク志向は短期筋のお遊びに過ぎません。きまぐれに最高で119円ちょうどくらいまでは反発するかもしれませんが、全体的な見通しは不変です。お遊びに付き合っても良いですが、ほどほどが肝要です。
明日の上海市場の反応が楽しみですね。