今日の雇用統計直後のドル/円の動きは変だが・・

つれづれです。

 

雇用統計後のドル/円の動きを見ていましたが、なんだか変ですね。

 

非農業部門雇用者数は予想19万人を大きく下回る15万人、失業率は予想5.0%をわずかに下回る4.9%、製造業雇用者数は予想−2千人を大きく上回る2万9千人、平均時給は予想+0.3%(前月比)を上回る+0.5%でした。

 

非農業部門雇用者数以外は良かった訳ですが、あまりにも非農業部門雇用者数が悪いので、アメリカの利上げがすんなり進むとは考えにくいです。

 

発表直後はドル安に動いて、116.28まで円高になりましたが、すぐに切り返して117.42レベルまでドル高・円安になりました。

 

これからアメリカの市場が始まるので、その動きも気になります。個人的には、一時的な’あや’なのかなぁ、と思います。

 

短期筋が利喰いして、提灯筋にカウンターパンチを食らわせてから、また売り建てを作るようにしたのではないかと考えます。

 

アメリカの市場参加者が増えてきて、冷静に結果を見つめれば、ドル安・円高方向に回帰すると思われます。

 

そうこうしているうちに、117円前後まで戻ってきましたね。116円突破はひとまずお預けになりましたが。

 

 

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