今回の波乱相場の果てを考えてみると・・

つれづれです。

 

昨日はドル/円もリバウンドで終わりましたが、またすぐに円高・ドル安が始まると思います。個人的には60分足のMACDのデッドクロスに注目して眺めています。

 

さて、以前お伝えしたとおり、最小で3月、最大で5月までは波乱含みのはずです。

 

では、その後はどうなるか?

 

まずはその頃の日本や世界の状況を考えるところから始めましょう。

 

日本では、日経平均がおそらく13,000−14,000円で、ドル/円が100−105円になっています。世界では、ダウ平均、DAX、上海総合指数など世界の主要株式が軒並み底値になっているでしょう。

 

全世界的に悲嘆の中にいるはずです。こういった相場で利益が得られる一部のヘッジファンドとCTA(Commodity Trading Advisor:投資顧問)以外の一般投資家やGPIF(Government Pension Investment Fund)などの年金基金は大損です。

 

おそらくそこが買い場です。

 

ドル/円よりは株の買い場です。もちろん、多少は円安になるでしょうが、株の方が落ち込みが激しかった分だけ利益が上げられると考えます。概算ではありますが、125→100円で20%、20900→14000円で33%の下落率ですから。

 

日銀やECBも否応なしに追加緩和をすることになるでしょう。

 

そして、そのときの日本の政権は、リーマンショック級の経済ショックだということで、来年4月からの消費税増税は延期にするはずです。もちろん、財務省は良い顔しないでしょうが。

 

なお、この増税延期に際には、衆議院の解散総選挙があり、争点になっている可能性があります。

 

波乱相場の終焉が何によってもたらされるのか、まだはっきりしませんが、世界的に落ち着いた後という条件が付けば、①追加緩和 ②消費税増税延期 の2つによって、日本株は上昇する可能性が高いと言えるでしょう。

 

私は、長期的にみれば、基本的にまだ株高、円安トレンドが続いていると考えています。今はショート派ですが。

 

多分、オリンピックのある2020年か、直前の2019年4月に消費税の増税がようやく実施され、オリンピックの終了とともに、日本は本格的な下落トレンドになっていくと思います。

 

そんな相場感を持っています。

 

最後に、底値と思って株を買う場合には、かなり慎重に時期を見極める必要がありますが、変動が大きい時期は信用買いや先物ではなく、とりあえず現物メインで行くべきです。ものを選べば投資信託でも良いですね。

 

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