2回目のアメリカの利上げが来る

つれづれです。

 

ドル円はとても上値が重い状態が続いていますが、昨日はアメリカの雇用統計の結果から、ドル円が乱高下しました。

 

113.80円付近から114.20円までドル高になり、その後113.40円付近までドル安になってから、また114.20円付近までドル高になって、結局終値は113.76円付近になりました。

 

細かい数字はさておき、非農業部門雇用者数が予想よりも大幅に上振れした一方、賃金が予想より下振れしてマイナスになり、強弱入り交じった結果でした。

 

そして、1月の雇用統計は少しプラスに訂正されました。1、2月の平均をとると20万人以上になりますから、アメリカの景気はまずまず順調であると考えることができます。

 

最近は株価も落ち着きを取り戻してきていますから、できれば利上げしたいFRBが、次回の3月15−16日のFOMCで利上げをすると予想します。

 

昨年12月にFRBが利上げしてから、株価やドル円は下落していますので、この3月のFOMCを経て、また下落トレンドが再開すると読みます。

 

 3月は重要イベントが目白押しという話は既にしましたが、3/10ECB政策金利発表、3/15日銀金融政策決定会合、3/16FOMCすべてが円高方向に作用することで、111円を下抜けて、106円台まで行くでしょう。おそらく、そこが売りポジションの1回目の利確タイミングになるはずです。

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なお、111円を終値で下抜けた場合、106円台までは下落すると考えていますから、売りポジションを新しく持っても良いかもしれませんね。だいたい利幅は、4円くらいにはなるでしょう。

 

 

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