ドル円のリバウンドのクライマックスは間近に迫っている
つれづれです。
いやぁ、ドル円のリバウンドは111円まで来ましたね。予想レンジに入ってきました。
本当か不明ですが、日銀の追加緩和観測がきっかけに本日の円安となりました。
それにしても、日銀はこの株高・円安の状況で追加緩和したいと考えるでしょうか?通常は、株安・円高時に追加緩和したいと考えるでしょう。
つまり、この状況になってしまった以上、日銀は追加緩和しません。する必要がないのです。
というわけで、来週の28日は失望売りになるはずです。万が一、追加緩和したとしても追加緩和を織り込んだ現状では、出尽くしになるはずです。
ちょっと違った視点でドル円を見ますと、海外勢でドルを持っている人は、ドルを売って円を買い、日本の株式を購入しています。
高値で日本株を売って、多額の利益を円で得ている海外勢は、最終的にドルに換金したいはずです。
そうです、円を売ってドルを買いたい人にとってみれば、円高・ドル安の方が都合が良いのです。
ドル高・円安にして手持ちのドルを円に沢山換えて日本株を買い、高値で売り抜けてからドル安・円高にして、その利益の円を沢山のドルに戻すという作業をしているように見えます。
全て海外勢の都合の良いようにされていると思ってしまいます。
最終地点はドル安・円高に間違いはありません。
リバウンドのピークは、従来通り日足チャートの一目均衡表雲下限の112.50付近です。リバウンドの勢いがついてきていますから、瞬間的に雲の中に入ることがあるかもしれませんが、そこが上限だと考えます。