シグナルはドル売りで間違いないが・・・〜ドル円〜
つれづれです。
火曜日に日本政府の経済対策が発表されましたが、どうやら失望を買ってしまったようです。日経平均先物とドル売り(円買い)で市場は反応しています。
くどいようですが、チャート上は、間違いなくドル売りを示しています。
問題はドル円の下値ですが、単純に言えば96.50円くらいがターゲットになります。ですが、いつ反転してもおかしくありません。現在の円高を作り出しているのは、ファンド勢の強引な動かし方のようですし、非常に神経質な相場だと思います。
あくまで勘ですが、今週末のアメリカの雇用統計は上振れしそうですので、そこから景色ががらっと変わる可能性もあります。
ダウ平均は上る途中の押し目を今、形成している段階ですので、早晩上昇トレンドに戻ると思います。そのタイミングが、市場全体の次のリスクオンになっていくのでしょう。
そして、今後はジリジリと金利が上がっていくと思います。日本はかなり緩やかですが、アメリカの方が大きく上がると思われるため、金利差が拡大して円安になると思われます。
チャートと理屈は分けて考えるべきだと思いますが、今はとても乗りづらい波だと感じています。