今日のFOMCは何も出ないだろう〜最後のドル安へ〜

つれづれです。

 

ドル円は反発していますが、もう頭打ちのような印象です。

 

今日はイエレン議長の会見はないのですが、FOMCの開催最終日です。声明では特に目新しいものは無いと思われます。一部では、バランスシート(約503兆円!!)の縮小の時期に関する文言が強気になるのではと言われているようですが、ある程度方針が変わるような場合には会見があるのが普通のように思えます。

 

一部で強気の文言を予想している以上、それがなかった場合には弱気ということで、「一時的な」ドル安がさらに加速しそうです。極度の円売りポジションが蓄積されている状況では、思った以上にオーバーシュートする恐れがあります。おそらくですが、1ドル=108円前半くらいまではありえると考えています。

 

何にせよ、今は円売りポジションを維持することや、新たにポジションを持つことはおすすめできません。

 

秋の9月のFOMCでバランスシートの縮小はするでしょうが、そうなるといよいよアメリカの市場に供給されるドルが減少することになります。とすれば、そこからは嫌でもドル高(円安)になるでしょう。先に挙げたように、莫大な額の償還分について、債権への再投資をやめることになるため、その期間も当然長くなります。アメリカの景気が悪くなるまでですが、長期に渡ってドル高が緩やかに続くことになります。

gendai.ismedia.jp

 

ちなみに、ダウ平均や日経平均は、少なくとも日経平均は円安になって、政治状況が安定しないと上昇は難しいでしょう。ダウ平均はアメリカの国内の政治状況にも左右されると思われ、変動しやすいと思われますが、ドル安で最後のピークを付けにいくと思われます。

 

ドル安のピーク時には、また円売りポジションを持ちたいと思っています。

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