ドル円は110〜100円のレンジで推移するだろう
つれづれです。
ドル円は若干のドル高バイアスがありつつも、リスク回避の円高が根強いために、ユーロドルに比べますと、ドル円はさほど円安になっていません。
もし、リスク回避が今以上に高まれば、さらに円高になって100円攻防になるでしょう。
ただ、やはりしばらくはもみ合いになるため、どちらに大きく振れるか読みづらい状況が続くと思われます。かなり流動的だと感じます。
ですので、スキャルピングのように短期間のトレードが適しているでしょう。どうしてもスウィングなどある程度長くポジションを持ちたい方は、チャートで短期的な調整サインが出ているユーロドルでのユーロ安ポジションが無難です。
もうそろそろ1.14ドルに到達しそうではありますが、せいぜいユーロ安になっても1.12ドルくらいだと思っています。ユーロドルも結局はドル安になると予想していますので、あまり長くは拘らないことをオススメします。
ところで、今日発表されたニュースでは、アメリカの人員削減数が2009年以来の高水準になりました。
また、昨日のADP雇用統計も大幅に下振れしました。予想は19.6万人増でした。
明日はアメリカの雇用統計ですが、下振れしそうな予感です。とすると、ドル安でしょうね。最近のアメリカの経済指標からは個人的には利上げは難しいと考えています。
ちなみに、明日の日経平均はさほどギャップダウンしそうもありませんが、ダウ平均の動きからみると、アメリカ株はピークアウトしましたので、日本株が大きくリバウンドする可能性は低く、逆に処分しにかかってくる可能性が高いです。
ただ、セリングクライマックスは当分先になったと感じています。