トランプラリーの幻想

つれづれです。

 

昨日はADP雇用統計の好結果もあり、ドル円はドル買いに動きましたが、日本時間深夜のFOMCの議事録でバランスシートの縮小を今年中に開始する気配となったことから、ダウ平均は大幅上昇から下落に転じ、ドル円もドル安になってしまいました。

 

今回の動きからは雇用統計が良くても市場はマイナスに考えて、リスクオフになる可能性があり、今週金曜日の雇用統計が強くてもドル買いではなく、ドル売りになり得ることを示唆しています。しかし、もし市場が素直にドル買いになれば、強気に円安、株高になるでしょうが、市場がどう反応するか不透明です。

 

さて、昨年11月8日の大統領選でトランプ大統領が選出されてからの日本市場の上昇幅は事実上なくなっています。

 

それは個別銘柄、特にトヨタなどの輸出企業で目につきます。日経平均は日銀の買い支えで維持されているようなものでしょう。ドル円は日経平均の維持で円安水準を維持されているように見えます。日銀のETF買いがなければ、既に夢から覚めているような状態であると思われます。私も夢が覚めないことを願っていたのですが、そうはならなかったようでしたので、ポジションを閉じたわけです。

 

日経平均の週足チャートを見ると、目先は18,000円割れになりそうな形状に見えて仕方ありません。ドル円ではとりあえず109円くらいにはなりそうに見えます。

 

北朝鮮の対応を巡って、きな臭い状況になってきていますので、いつでもリスクオフできるようにしておいて損はないでしょう。

jbpress.ismedia.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

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