復活

つれづれです。


長い沈黙を経て、復活を果たしました。それも新型コロナウィルスショックのための、現在の下げ相場のおかげなのですが、素直に喜んで良いものか、考えてしまうところもあります。


さて、今後の展望ですが、テクニカル指標でいかに割安でも、むやみに逆張りすると刈られる状況です。戻り売りも強いでしょう。海外勢が売ってる間は上がりません。とうとうアメリカのダウ平均も下げ始めました。新型コロナウィルスのアメリカでの流行が落ち着いて、アメリカの利下げも見込まれるため、ダウ平均は一旦持ち直すと見ています。ダウ平均は昨日には下げ止まりを示唆しました。この反応は自律的なところもありますが、セントルイス連銀総裁の利下げの示唆の影響も無視できません。日経平均も目先、週明け月曜の3/2は下げ止まり、リバウンドしそうです。比較的大きく戻し、21700円くらいまではありそうです。ただし、全体的には日本でいう彼岸までは少なくとも下げでしょう。ちょうど3/18にFOMCがあります。しかし、FRBが様子見で利下げしない場合、4/29の次回FOMCまで下げ続けるでしょう。


基本的な見方は、市場の資金量です。シンプルに言えば、影響する要因は新型コロナウィルスの流行とアメリカの金融政策です。


今のところ、私は新型コロナウィルスはあくまでも一時的な波乱要因だと見ています。ただし、コロナウィルスの流行が長く、深刻であれば、資金繰りの悪化した企業(特に観光、製造、小売、飲食)の倒産と不良債権の増大で、市場の資金量が減少し、本格的な不況になります。スペインかぜのように、おそらくほぼ全世界に感染が広まる確率の方が高いでしょう。深刻度合いは、その時の経済への影響具合を確認するしかありません。それには数ヶ月から一年くらいはかかるでしょう。


新型コロナウィルスの経済へのダメージがそれほどだった場合、アメリカが春に更に利下げすると、本来ならコロナウィルスの影響がなくなれば、自然に戻るよりも相場が大きく上昇すると思われます。再選を目指すトランプ大統領も利下げ圧力をかけ続けるはずです。そして、そこはバブルになるでしょう。もし、トランプ大統領が再選しない場合、FRBは気兼ねなく利上げするので、バブルは終焉するでしょう。


以上をまとめると、

•大きめの上下動を挟みながら、彼岸からGW位までは下落相場(株安、円高、ドル安)

•不況になるかは、新型コロナウィルスの流行状況とアメリカの金融政策次第


















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