日経平均とドル円は本当に底を打ったか??〜自信を持てない理由がある〜
つれづれです。
日経平均は上昇し、ドル円も円安トレンドが強まっています。ポンド円も円安の影響でかなり戻していますし、ポンドドルも意外に戻していますね。
10兆円規模の財政政策を政府が示唆している点も相場には大きな影響を与えているでしょう。
最近の相場の動きをみますと、日銀の出る幕はなさそうですね。日銀幹部は胸をなで下ろしていることでしょう。無い手を無理に打たなくて良いからです。
しかし、日経平均もドル円もこのままでは底入れの形がチャート上は美しくありません。日経平均14,000円、1ドル=96円ミドルくらいにならないとスッキリしないのです。
もちろん、チャートが全て綺麗にまとまるとは思いませんが、個人的にすっきりしないので、現在はノーポジションで相場を眺めています。
私の読みでは、あくまでもFOMCの予想外の利上げか、欧州銀行の破綻で一旦相場が崩れきってから、上昇トレンドが始まるとみています。そもそもアメリカの利上げがちらつく状態で本格的な上昇トレンドになるとは、どうしても思えないのです。