来週は

つれづれです。


来週は日銀の金融政策決定会合がありますが、そこまでは、ほぼ現状レベルのドル円、日経平均と予想します。


金曜日の夜に、アメリカのGDPが発表されますが、思ったほど改善がない、あるいは見通しが悪いなどのネガティブな結果なら、ダウ平均は下落して、日経平均、ドル円とも下落して良いでしょう。週末27日土曜には日米会談もありますので、為替に関する話が出るかもしれませんが、今の良好な関係からは過度の圧力はないでしょう。


穿った見方では、投機筋は下落させるタイミングを見計らっていて、日銀に追加緩和をさせないようなスケジュールにしているのではないでしょうか。GW前に仕掛けると追加緩和が怖いでしょうから。日本の経済状況は悪化していますが、まだはっきりとは認めていない状態です。今のところ、まだ追加緩和する政治的な土壌ができていません。


もし、日経平均の下落や円高がきつくなり、日本のGDPも悪化すると、消費税増税の延期となるシナリオも出てきます。ただし、下落や円高はそれほど深刻にはならないと予想します。最大でも日経平均は18000円、ドル円は107円くらいです。19000-20000円、108-109円ミドルくらいが現実的範囲だと思います。どちらかと言うと、事前の準備のレベルとしても、消費税増税は不可避な情勢です。このままいくと2020年は不況になるでしょう。


ドル円や日経平均の上値ですが、ドル円なら112円の明らかな上放れでの114-115円、日経平均なら23000円が間違いないのですが、月足でみると21700円処が重要です。基本的には、現在が天井になると見ています。結果はどうでしょうね。さすがに、ドル円で112円の上放れや、日経平均がさらに上昇するようなら撤退します。









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