まだ始まりの号砲

つれづれです。


ドル円はドル安円高が進んでいます。これはまだ始まりであって、終わりはまだまだ先です。今の105円処をはっきり割れると、更に相場は進むでしょう。100円割れもあり得ます。


市場は分かっているのです。今後、しばらくはアメリカは利下げ、日本は不況で、日銀はまともに動けないと。いや、日銀は日経平均ETFの購入額を増やすかもしれませんが、一時的には日経平均が下げ止まるかもしれませんが、思ったほどドル円には響かないと。


ある人が言いました。これは戦争なのだと。建物などのインフラは破壊されませんが、確かに人の動きは制限され、流通や製造は減少し、人も死んでいます。このウィルスとの戦争は、当然話し合いで解決できません。広く普及するような特効薬が見つからなければ、最後は全世界に拡散して終了しますが、それには数ヶ月から年単位かかるでしょう。それまでの間、過剰流動性によって膨大になった債務は消えることなく、債務は静かに増え続けていきます。誰も出かけません、誰も買いません、従業員が集まりません、企業は大変苦しくなるでしょう。グローバル化し過ぎた世界は連鎖的に影響し合っています。それでも全人類が死に絶えることはないでしょう。そこが大きなチャンスです。落ちるだけ落ちたら、あとは上がるだけですから。それまでは生き残ることだけ考えましょう。



















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